PBmR
2010年 10月 24日
ビリンヤスカ 君だけさ
僕に話しかけてくれるのは
毛布に包まってクスクス笑う
もう夜が明けない事を教えてくれるよ
ビリンヤスカ 君だけさ
僕に優しくしてくれるのは
枕元のスタンドで手元を照らして
詩を書いてる僕の邪魔して喜んでるね
耳元でこっそり柔らかくささやいてる
「ねぇ そんな事は無意味だよ」って
ぽしょぽしょと唇が音を鳴らして
彼女の髪 僕の鼻先をくすぐってる
僕はにっこり笑ったあとに
ビリンヤスカ 君にこう言うんだ
「
なんなんだよお前は、マジで、ふざけんな!
人が痛い思いして必死で書いてるもんを
よくも無意味だなんて言ってくれたな!
ああ知ってるよ!無意味だよ!
でもそんなことはお前が口を出す様な事じゃないだろ!
何度も何度もお前みたいな奴が!
無意味だ無意味だって言うから!
本当に無意味になってしまいそうだよ!
小学生の頃、国語の授業で!
僕は詩を書いた!それは死んだ蛙の詩だ!
先生は気持ち悪いから書き直せと言ったんだ!
だから!僕は!
教室の一番前で、叫んだんだ!
キレイなものばかりを書くのが詩じゃない!!って!!
今でもその時の熱量が僕を捕まえて!
それからずっと詩ばっかり書いてるんだ!
それからずっと学校には行かなかったんだ!
今の話は全部嘘だ!
本当は幼稚園で蟻の巣に熱湯を注いだ時に!
蟻の巣から飛び出した詩の神様が鼻から脳に滑り込んだからだ!
今の話は全部嘘だ!
とにかくもう邪魔はしないでくれ!
もう僕に触るんじゃない!触るな!
なんなんだよ・・・マジで・・・なんなんだよ・・・
」
ダンボールを重ねたベッドで
私は遠い星の夢を見る
そこでは私が僕で
幸せな花を咲かせている
もう夜は冷えて
自分の体温だけが あたたかい
僕に話しかけてくれるのは
毛布に包まってクスクス笑う
もう夜が明けない事を教えてくれるよ
ビリンヤスカ 君だけさ
僕に優しくしてくれるのは
枕元のスタンドで手元を照らして
詩を書いてる僕の邪魔して喜んでるね
耳元でこっそり柔らかくささやいてる
「ねぇ そんな事は無意味だよ」って
ぽしょぽしょと唇が音を鳴らして
彼女の髪 僕の鼻先をくすぐってる
僕はにっこり笑ったあとに
ビリンヤスカ 君にこう言うんだ
「
なんなんだよお前は、マジで、ふざけんな!
人が痛い思いして必死で書いてるもんを
よくも無意味だなんて言ってくれたな!
ああ知ってるよ!無意味だよ!
でもそんなことはお前が口を出す様な事じゃないだろ!
何度も何度もお前みたいな奴が!
無意味だ無意味だって言うから!
本当に無意味になってしまいそうだよ!
小学生の頃、国語の授業で!
僕は詩を書いた!それは死んだ蛙の詩だ!
先生は気持ち悪いから書き直せと言ったんだ!
だから!僕は!
教室の一番前で、叫んだんだ!
キレイなものばかりを書くのが詩じゃない!!って!!
今でもその時の熱量が僕を捕まえて!
それからずっと詩ばっかり書いてるんだ!
それからずっと学校には行かなかったんだ!
今の話は全部嘘だ!
本当は幼稚園で蟻の巣に熱湯を注いだ時に!
蟻の巣から飛び出した詩の神様が鼻から脳に滑り込んだからだ!
今の話は全部嘘だ!
とにかくもう邪魔はしないでくれ!
もう僕に触るんじゃない!触るな!
なんなんだよ・・・マジで・・・なんなんだよ・・・
」
ダンボールを重ねたベッドで
私は遠い星の夢を見る
そこでは私が僕で
幸せな花を咲かせている
もう夜は冷えて
自分の体温だけが あたたかい
by HALinNT
| 2010-10-24 22:36
| 詩