「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:詩じゃない( 4 )

あれからと、これから

この度の震災で亡くなられた方々に心からお悔やみと、被災地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。

私はこんな殆ど誰も見ていない様な場所で細々と囁いている、ネット詩人の中でも末端も末端、木っ端をさらに砕いた程度の者です。
それでもこの未曾有の大震災を前に詩人は/詩は/虚構は、一体何が出来るのだろうか? 一体どんな意味があるのだろうか? と考え込んでしまいます。

ごく正直な所を言えば、私の詩は日常のほんの5分/あるいは3秒/あるいは指先の感触が電気信号になって脳に辿り着くまでのちょっとした時間を引き伸ばして引き伸ばして、ゴテゴテに飾り付けているものです。
だから世にある幾つもの素晴らしい詩の様に、命の喜びも、失われたものの悲しみも、過去への憧憬も、未来への希望も、それらを詠うことは、私には出来ないのです。

更に言えば、私が現在暮らしている場所は地震の影響から遠く離れた場所であり、その被害に心を痛めるばかりで実際にはほぼ変わらぬ毎日を送ってしまっているのです。

もっと酷い事を言いましょう。変わらぬ毎日どころか地震に託けて自分が抱える小さな幾つかの問題を先延ばしにし、偽善的な言動を繰り返し、偉そうに講釈を垂れ、自分の知っている事をたまたま知らない人を見つけては優越感に浸っているのです。

クズです。

それでも、例え私が今それを恥じて首を吊ったとしても何の意味もありません。それどころか普段からただ死にたいだけなのに、それを他のもののせいにするより一層のクズになるだけです。

結局私に出来ることは、ただオロオロしては自分の糞さに絶望するだけなのです。

でも、そんな事で本当にいいのでしょうか。
私は、私という詩人は、私の書く詩は、私の中にある虚構は、無力で無意味で糞である事は別に今に始まったことではありません。

それならば私は、今この目の前の瞬間を再び引き伸ばしては詩にするべきではないでしょうか。
無意味ならどこまでも無意味なまま立ち尽くすのです。あの日から前と何も変わらない姿のままで。

もっともこんな文章を書いている時点で、その影響を受けていないハズがありません。
それでも、どれだけ長い時間をかけても、世界は(あるいは世界を作る精神は)元の姿にいつか戻るでしょう。それならどこかで「元の姿」を失わない為に。
あるいは、この大理不尽に対して忍耐するのではなく勝利する為に。

『お前なんかで影響は無いぞ』『お前なんかで何も変わらないぞ』『お前なんかで何も終わらないぞ』と、そんなワケは無い事を知りながらも宣戦布告するのです。

あらゆる不義理と自己欺瞞と決心を飲み込んで言います。

私の詩は「私が影響を受けたいと思った事」以外では一切変わらない。いくら不回避の不幸が襲ってこようとも、そんなものは「私の詩には何の意味も価値も無い」。

そしていつか世の中の全部が「あんなものはもう関係ない」と、強がりでも思える日が来る事を祈って。
明日からもまた、末端も末端、木っ端をさらに砕いた詩人になります。
[PR]
by HALinNT | 2011-04-06 02:21 | 詩じゃない

シロップエッジ-解説-

片目の潰れた子猫を抱いた
小坊主 夕立 影法師
モノクロ写真に潜んだ燐光
君の目 朝焼 琵琶法師

Tシャツ越し熱放つ子猫
二の腕 噛み傷 五寸釘
スロー再生淀んだ竜胆
宝石 風船 赤柊

歩行者天国通り魔には  毳毳しい侍の首が
散弾歌った双頭の蛇には セントエルモの祝福の
ミッキーマウスに花束を

排水側溝の目の無い子猫 プラスチックの風叫ぶ
四畳一間の手の無い子供 巨大冷凍庫の都市計画
歯車構造の灯の無い子袋 焼却システムの氷点下

この身裂かれて 蟻への供物
何べん生まれ変わっても自傷する虚勢
メープルの木よ 手を伸ばせ

以下解説

More
[PR]
by HALinNT | 2010-07-16 15:04 | 詩じゃない

08/03・04 見直し

まとめてザザっと

先生
自分にとって正しい事は、他の誰にとっても正しくない事
わかってるつもりで偉そうに忠告してくる人間ほど、どちらかというと・・・ね
出来るだけ誰かを導くなんてことはしたくないもんです
**********************************************************
ニュートリノバースト
ニュートリノバーストとは、適当に説明すると 恒星の寿命が尽きて超新星爆発を起こす際に
衝撃波やらなんやらが到達するまえに、より軽い物質であるニュートリノの波動が先に観測される。 という現象、たぶん
つまり大爆発を起こす一瞬前の状態
**********************************************************
意虎
人間はそう簡単に敵意を剥き出しにしたりはしないもんです
**********************************************************
我毒念仏
かなりの手ごたえを感じた一作 しかし説明不能
まぁそんなもんだ
**********************************************************
光速言葉
覚醒剤を使ってる風俗嬢の詩
**********************************************************
YT
私はただ彼に近づきたい あの天才に少しでも
いらだちはふたつ 自分の才能の無さと自分の感受性
喜ぶだけの感覚で、そこで止まっていてはいけないのに!
**********************************************************
てんさ
ある人への返詩
「てんさ」は「てんさい」に辿りつかない素晴らしい才能のことでもあり「天差」でもある
「天差」ってなに?そんなの知るか
**********************************************************
虚空
季節感とか邪魔
**********************************************************
精神虫
書いてるうちにタイトルと合わない詩になってしまった
**********************************************************
High Time
まぁぶっちゃけて大麻の詩なんだけどさ
最近大麻所持でつかまる人多いけど、あれはそんな悪いもんなんかねぇ
煙草吸うより数倍マシだと思うんだけど
いいかげん大麻の個人使用目的での所持は認められたいいのね
**********************************************************
経年劣化
年とともに鈍るのは体だけじゃないね
君を愛した記憶さえ僕はいつか忘れるだろうよ
**********************************************************
Attacker on your hand
自分の内側は自分だけの聖域なのだから 勝手に入ってきたら殺されても文句言えないよね
反抗期って青春の時期と重なるじゃない? 魂と魂が触れ合うのが青春なら、その時期ってすごく無防備なのかもね。
だから入り込ませないように反抗してるのかも
と、今思った
**********************************************************
Supersonic Response FOR Oath Over
買ったバイクがようやく体に馴染んできてから 詩にした
頭文字を繋げるとSR400になる で?
**********************************************************
西方航路
だれもが自分が正しいと思って戦ってるわけで、巻き込まれるヤツが一番悪いわな
ああ 運がってことですよ(防御)
**********************************************************
窓からの風景
これはものすごいポジティブな内容なんだけど 伝わらないならそれで結構
ほぼ完璧 自分で言うのもなんだけど、これは凄いな
**********************************************************
(タイトル省略)
バカな事も大事です
しかし落差が以上だな おい
**********************************************************
支配者階級の喜劇
途中で「あ 失敗」と思った。 なんか言おうとしてた事からずれてずれて
もうちょっと救いの無い感じにしたかったんだけどな
**********************************************************
花と導火線
自分は短気なので まぁ なんかそんな感じ
発破するならいっそ花吹雪に
**********************************************************
落華
ここから先はしばらく 「携帯で詩を書いて送信」→「代理人がブログに」となってます。 事情なんぞ知らん
マゾの気持ちを想像してみました ゾクゾクしました
**********************************************************
核星
恋愛感情ってすぐ他のモンに変わってしまうよね
すぐ変わってしまうもの 全然変わらないもの
どっちが本当のものなのかね?
**********************************************************
以上
[PR]
by HALinNT | 2008-11-19 23:19 | 詩じゃない

08/02分 見直し

基本的に書いた詩を載せるのに、書いてから2週間は日にちを開けるようにしている
(もちろん 「今じゃないと とても言えない」ものもあって、それはすぐ出したりはあるが)

スランプは、その2週間後の「これを発表するかしないか」の選択の基準が理不尽に厳しくなる。

今がそのスランプである。
*********************************************************
それとはまったく別の話で
出したものを半年たったところで見直しするのは、とても良いことだ
だからそうしよう

というのがこの記事
*********************************************************
音響効果
最初の最初である
要は現状の説明か

「音」も「声」もどちらも邪魔な存在であることは確かだが、邪魔なぐらいじゃないとインスピレーションを喚起してくれない。
言葉で何かを書く事は、言葉以外の自分の存在感を薄れさせることだ。

球体
タイトルは球体だが、この球体は江戸川乱歩『鏡地獄』で出てきた【内側が継ぎ目のない鏡で出来た球体】と、クトゥルフ的な不可解で冒涜的な立体を混ぜたようなものだ
それに惑星や細胞核の形を重ねて見る事ができる

外側に感覚を伸ばす事が、何かを証明する方法にはならない

作用・反作用
だんだん「殺せるか」の問いかけが軟弱になっていく
生きる事をやめるのは そう難しくも無い

結果論
結果が同じ場所なら、過程が同じなわけではない
結論をすでに見据えての議論を 無駄と感じるか感じないか

あえてアホっぽい文章にすることで回答しているつもり

鏡の前で
いまどき 差別用語がどうとか言われても困る

憧れているものに成れない自分を憎む というのは非常に思春期的で良い
「俺も人間以下だけど (これを見ている)お前らもだ」というメッセージを伝えるのには失敗しているようだ

こういうのを水増しって言うんだ
これじゃあ自分の好きなものの自己紹介と変わらんな

天動説
悪意は誰のためのものなのか?

オカルトの観点から言えば「殺意」=「殺人」である
悪意は誰かに向けられ その誰かはまた誰かを憎む

弾圧され あるいは 虐待されている人々
その復讐は いずれ必ずされる

「それでも地球は回っている」という、あの有名なセリフは
『科学という神を信じない者への呪詛』にしか聞こえない

メモリーNo28 消去
ショックを与えてくれないモノなんて
忘れようとしなくても、忘れてしまう

三体満足
性欲は大事だ
エロいことはとても重要な事だ

けど、それは一定の思考を踏まえた上での話

街中で度々目にする性愛
それは獣の所業だ

Freedom on the dish
最後の3行以外は3年ほど前に書いたものだった記憶がある

つまり1行に1年かかっているのか それも違うか

性欲と食欲が似ているのなら、愛と食事を重ねて書けるのではないか?
未だに満足するものはできていないが、アプローチとしては間違っていないと思っている

ここまで書いて読み返したら、全然食事の話なんか出てこない詩だった
もういいや

メリーゴーランドは誤記である
最後の2行が言いたい為の詩

ふわふわと浮く馬に乗って、同じ場所をグルグルと回るあの遊具が子供のころから怖い
あれの発生は実はとんでもなく皮肉と嘲笑に満ちたものなんじゃないだろうか?

『ガリバー冒険記』の毒気が抜かれて、今に伝わっているような そんな感覚

レア・パタンナー
詩を書く人間は(全てがそうとは言わないが)、言葉だけで興奮して感情の収集がつかなくなる人が多い気がする

言語と感情の境目が曖昧なのだろうか?

そんな暴走感を書きつつ、最後で急ブレーキをかける
冷静か臆病かは 各自で判断

接触欲
上の話から続いて

だから手に触れる所まできて やっと本当に自分の感情を信じることができる
(あるいは「ああ やっぱり言葉だけに騙されていたか」とわかる)

何を脱いでいくのか?何が増えていくのか?
*********************************************************
以上
[PR]
by HALinNT | 2008-09-06 23:03 | 詩じゃない