<   2008年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

薄馬鹿下郎

この体の真ん中にある骨骨骨が
外側にあれば良かったと
どれほど祈った事でしょうか
体節ごとの脳が反射しているね

翼をください翼をください
カブト虫のようなカナブンのようなカミキリ虫のような
翼をください翼をください
蛾のような蝉のようなウスバカゲロウのような

この体を支えている骨骨骨が
外壁としてあれば良かったと
どれほど願った事でしょうか
多様性は知性を超える
触覚が今、味見をしているね
[PR]
by HALinNT | 2008-09-26 01:15 |

夜の羅針盤

寝る前の夢 朝の前の現実
寝る前の夢 朝の前の現実
月の人工呼吸 俺は生き返る
小さな足音コンクリートにひびく
誰にも会わなければ 俺は俺でいられる
俺すらも曖昧な夜なら 俺は俺でいられる

声をたてずに吠える
聞こえない声が響き渡る
今この瞬間だけが
俺が俺を支配している
朝が来る事に怯えている獣の
悠々とした夜を見よ!見よ!

まっすぐ歩く歩く
俺の姿を俺に刻んでゆけ
明日また踏みつけられても
立ち上がれる様に


寝る事の無い夢 朝にならない現実
寝るまでの眠り 起きるまでの覚醒
割れる時計の刃俺は逃げ惑う
弱る吐息 世界に飲まれる
これから先の時間は俺は俺でいられない
俺だけが曖昧な昼なら 俺は俺じゃなくなる

息を荒げ逃げる
恐怖と焦りが動きを止める
今この瞬間からは
俺は俺を見失う
朝が来る前に光を追い出して
かすんでゆく夜を捉える!捉える!

目をつぶり 蠢く 蠢く
俺の姿がすぐに刻まれてゆく
誰も俺に解らないように
眠る 眠る
[PR]
by HALinNT | 2008-09-26 01:09 |
海を腐らせる工業地帯のサーチライト
僕の目 涙でにじんで、もう月と見分けがつかない
星が輝くように LEDも輝いている
僕が息を吸うように あの生産ラインも呼吸している
この機械の体を捨てて生身になりたいんだ
999はさかさまに進んでゆく 僕は錆びついてゆく

歯車とモーターで出来た花と
炭鉱で死ぬ為に飼われる鳥の
その違いが僕にはいまいちわからないよ
あの工場からのサーチライトが知らず知らず
僕の生身の心を焼き切ったのだろうか?
あの工場からのサイレンが知らず知らず
僕の錆びた体を打ち砕いたのだろうか?

部屋の中ピカピカ 部屋中でピカピカ
[PR]
by HALinNT | 2008-09-15 23:56 |

08/02分 見直し

基本的に書いた詩を載せるのに、書いてから2週間は日にちを開けるようにしている
(もちろん 「今じゃないと とても言えない」ものもあって、それはすぐ出したりはあるが)

スランプは、その2週間後の「これを発表するかしないか」の選択の基準が理不尽に厳しくなる。

今がそのスランプである。
*********************************************************
それとはまったく別の話で
出したものを半年たったところで見直しするのは、とても良いことだ
だからそうしよう

というのがこの記事
*********************************************************
音響効果
最初の最初である
要は現状の説明か

「音」も「声」もどちらも邪魔な存在であることは確かだが、邪魔なぐらいじゃないとインスピレーションを喚起してくれない。
言葉で何かを書く事は、言葉以外の自分の存在感を薄れさせることだ。

球体
タイトルは球体だが、この球体は江戸川乱歩『鏡地獄』で出てきた【内側が継ぎ目のない鏡で出来た球体】と、クトゥルフ的な不可解で冒涜的な立体を混ぜたようなものだ
それに惑星や細胞核の形を重ねて見る事ができる

外側に感覚を伸ばす事が、何かを証明する方法にはならない

作用・反作用
だんだん「殺せるか」の問いかけが軟弱になっていく
生きる事をやめるのは そう難しくも無い

結果論
結果が同じ場所なら、過程が同じなわけではない
結論をすでに見据えての議論を 無駄と感じるか感じないか

あえてアホっぽい文章にすることで回答しているつもり

鏡の前で
いまどき 差別用語がどうとか言われても困る

憧れているものに成れない自分を憎む というのは非常に思春期的で良い
「俺も人間以下だけど (これを見ている)お前らもだ」というメッセージを伝えるのには失敗しているようだ

こういうのを水増しって言うんだ
これじゃあ自分の好きなものの自己紹介と変わらんな

天動説
悪意は誰のためのものなのか?

オカルトの観点から言えば「殺意」=「殺人」である
悪意は誰かに向けられ その誰かはまた誰かを憎む

弾圧され あるいは 虐待されている人々
その復讐は いずれ必ずされる

「それでも地球は回っている」という、あの有名なセリフは
『科学という神を信じない者への呪詛』にしか聞こえない

メモリーNo28 消去
ショックを与えてくれないモノなんて
忘れようとしなくても、忘れてしまう

三体満足
性欲は大事だ
エロいことはとても重要な事だ

けど、それは一定の思考を踏まえた上での話

街中で度々目にする性愛
それは獣の所業だ

Freedom on the dish
最後の3行以外は3年ほど前に書いたものだった記憶がある

つまり1行に1年かかっているのか それも違うか

性欲と食欲が似ているのなら、愛と食事を重ねて書けるのではないか?
未だに満足するものはできていないが、アプローチとしては間違っていないと思っている

ここまで書いて読み返したら、全然食事の話なんか出てこない詩だった
もういいや

メリーゴーランドは誤記である
最後の2行が言いたい為の詩

ふわふわと浮く馬に乗って、同じ場所をグルグルと回るあの遊具が子供のころから怖い
あれの発生は実はとんでもなく皮肉と嘲笑に満ちたものなんじゃないだろうか?

『ガリバー冒険記』の毒気が抜かれて、今に伝わっているような そんな感覚

レア・パタンナー
詩を書く人間は(全てがそうとは言わないが)、言葉だけで興奮して感情の収集がつかなくなる人が多い気がする

言語と感情の境目が曖昧なのだろうか?

そんな暴走感を書きつつ、最後で急ブレーキをかける
冷静か臆病かは 各自で判断

接触欲
上の話から続いて

だから手に触れる所まできて やっと本当に自分の感情を信じることができる
(あるいは「ああ やっぱり言葉だけに騙されていたか」とわかる)

何を脱いでいくのか?何が増えていくのか?
*********************************************************
以上
[PR]
by HALinNT | 2008-09-06 23:03 | 詩じゃない